2011年8月12日金曜日

Webアプリ開発者だったら使っておくべきWinSCPの自動同期機能

WinSCPのミラーリング機能を使うと、ローカルのファイルの変更を監視して、自動でサーバにファイルを転送してくれます。コレがあると、(1)ローカルでファイルを弄る、(2)ファイルをアップロードする、(3)確認するの一連の作業の(2)がまるまるなくなります。WinSCPじゃなくてもいいけど、Web屋さんやってるなら、何かしらミラーリング機能のあるツールで業務を効率化させましょう。

手順はこんな感じ

  1. WinSCPのダウンロード、インストール
  2. WinSCPのUI変更
  3. ミラーリングの設定

WinSCPのダウンロード、インストール

言わずもがなですが、一応リンクだけ。
WinSCP Japanese site
WinSCP :: WinSCPとは

WinSCPのUI変更

WinSCPには「コマンダー」と「エクスプローラ」の2つのUIがあるのですが、ミラーリングする際はいろいろと便利なので「コマンダー」に設定を変更します。(それに加え、ミラーリング時は通常のファイル転送操作ができないので、ドッグ&ドロップなどの「エクスプローラ」おけるメリットは使えなくなります。)

1. オプション->環境設定->環境->外観->コマンダーのラジオボタンをチェック

2. WinSCPの再起動外観の変更は再起動後に適応されます。

ミラーリングの設定

UIの変更後、左にローカルのファイル、右にリモートのファイルが表示されるようになります。この状態でローカル、リモート共にミラーリングしたいフォルダを表示させます。



次に、メニューバーのコマンド->ミラーリングを選択すると次のようなポップアップが出てくるので設定をします。

オプションは「起動時に同期」にチェックが入っていると、ミラーリング開始時に対象フォルダ内の全てのファイルをチェックするので少し重いです。
必要があれば転送設定から非同期対象とするファイルを設定してください。


これで開始を押すと、ローカルのフォルダの監視が開始されます。ミラーリング実行時はWinSCPの同ウィンドウで他の操作ができないので最小化して片付けておきましょう。これでローカルフォルダ内のファイル、サブディレクトリが更新された際に「自動で」リモートのフォルダに更新内容がアップロードされることになります。


最後に


ミラーリング、同期系は、対象ディレクトリを間違うと悲劇が起こるので、十分に注意して設定をしてください。WinSCPのUIでコマンダーをお勧めしているのもミスを減らす意味が大きいです。

ミラーリングを駆使して快適なWeb屋生活をお過ごしください。でわでわ。

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